ニア・チドリカナメ山崎戦場人の社畜バンドマン日記

ニア、チドリカナメのギターボーカルの戯言です。。。

3年4か月働いたブラック企業を退職して

正式に本日付で退職となった

最終出社日は火曜だったのでもう有休消化期間に入っていたから別に特に何もなかったのだが節目のタイミングなのでブログを書こうとPCを立ち上げる

 

退職が決まってからの一か月はあっという間だった

俺の送別会という名の飲み会が9回も行われた

敵も散々作ったがまぁそれなりに味方もいたんだなと

前職が全く思い出せないほど濃い毎日だった

辛いことがたくさんあった

許せないことがたくさんあった

人にたくさん助けてもらった

他人は簡単に切り捨ててくるし、いつだって助けてくれることを再確認した

ある意味部活のようだった

辛い環境で共に生きるということは自分たちが思ってる以上の絆を育むのかもしれない

不思議な関係だった

まるで家族のような

学生時代や、芸人の時以外にもこういう関係が出来るんだなと

死ぬほどムカついて結局最後までずっと怒り続けてきたんだけど

辞めたことの爽快感だけでなく、もうあの人たちに甘えることができない喪失感もあって

ある意味青春だったのかもしれない

 

次は自分のキャリアではもう申し分ない程の企業にいく

今の自分が通用するのか正直ビビってるが、今までの人生経験で底から這いあがった経験は何度もあるのでそれなりに自信はある

少なくとも脳死で生きてきたつもりはない

今回のような結果は出しててもいつまでも評価されない干され街道に入った過ちだけは絶対に繰り返したくない

普通に仕事して、結果出して、それなりに穏やかな毎日を過ごしたい

だから必ず結果を出す、成功させる

 

9月は他にも幸せなことがたくさんあった

ようやくELLEGARDENを見ることが出来た

高校時代が一瞬でよみがえった

去年以来ようやくレコーディングが出来た

過去最高に良い出来栄えだったと思う

シネマガールのじゅんぺい君と飲んだ

絶対に友達になりたいと思った

初めて生で格闘技を見た

心が震えるほど素晴らしい体験だった

高校時代の友達のラーメン屋に行った

成功してるその姿に負けたくないと思った

親父の墓参りをした

必ず成功するからみとけよと墓前に呟いた

久々に母親に会った

多分喜んでたと思う

 

我ながら自分には勿体ないぐらいの素晴らしい人生だ

今年は本当にひどかったけど、今ようやく風向きが変わってきている気がする

少なくとも9月はとんでもないぐらい素晴らしい一か月だった

 

あの子はもしかしたら俺とこの先も友達でいたかったのかもしれない

そんな雰囲気を最後に感じた気がする

結果的にたまたま今後会うことがあったとしても、自分からその可能性を作りたくなかった

だからあの子とだけは連絡先を交換しなかった

あの子は本当に頭が良くて、人の気持ちに敏感だから

雰囲気だけで言葉にはしてこなかったし

俺自身くみ取る思いやりも勇気も湧いてこなかった

もう本当に忘れたいし、一番になりたかった

俺にとってはあの曲が作れただけで十分辛い思いをした価値があった

 

次は一番になりたいな

一番以外ほんとうにいらねえやもう

一番だけなんだ、俺の人生で足りてないの

仕事もバンドも絶対に結果を出す