パワハラのストレスで血便が出た男 後編
~前編のあらすじ~
パワハラ→ストレス→血便→医者→内視鏡検査→\(^o^)/オワタ
かくも無実な宣告を受けた次の日の木曜
朝一番にリーダーに金曜休ませてくれないかと交渉
手に汗握る攻防が行われるも緊急検査という名のパワーワードを多用しなんとか有給を勝ち取る僕
本来ならば有給というワードはサラリーマンにとって天使の福音とも呼べる奇跡的に美しいワードなのだが内視鏡検査という名の死の宣告を受けた僕にはものすごく複雑な気分だった
そして迎える金曜
内視鏡検査をするために腸を綺麗にする必要があるので下剤を朝からガバガバと投入するのだがこれがもうしんどいしんどい
最初の一口はアクエリアスみたいでうめーじゃんと思った自分を殴りたくなるほど3時間かけて下剤を体に投入するのは拷問であった
ハリーポッターの最後の方でヴォルデモートの分霊魂を破壊する為にダンブルドア先生が湖の水を飲み干すシーンがあるのだがあの苦しみをわかちあえた気がする
そのぐらいきつかった
そして体中の糞を全て排出し病院に向かう
大勢の大人に囲まれケツを丸出しにし尻穴に謎の異物をつっこまれるアラサー低収入サラリーマン
初めて見る自分の腸を物知りがおでツアーコンダクターしてくれる先生の軽快なトークを聞きながら結果を待つ
そして先生が一言
先「うん!綺麗な腸だね(^^)」
僕「(´;ω;`)」
自分の腸を見る為に一万円払って有給まで使う馬鹿サラリーマン俺以外にいんの???
社畜系リーマンロックバンド、ニアの曲は↓から聞けます。。。